車の鍵紛失

年末年始などバタバタしている時期というのはものをなくしてしまうトラブルがよく発生する。
車の鍵の紛失はよくあるトラブルの一つである。
落とし物コーナーなどに誰かの車の鍵があるのをよく見かけるが、実際に車の鍵というのは紛失しやすいものなのである。

紛失の原因は人それぞれである。

中古車だったら購入した際に渡される鍵がひとつしかないためにその鍵をなくしてしまって困ってしまうということが起こるのだ。

鍵が一本しかなかったらもしもの時のために合鍵をつくろうと誰もが思う。しかし、そのうちでいいや・・・と思って先延ばしにしてしまい、しまいには大事なたった一本の鍵をなくしてしまうのである。

このような災難を避けるために思い立った時にすぐに合鍵を作っておこう。合鍵屋に頼めばすぐに作成してもらえる。実用分を含めて合計三本はあれば安心である。
オリジナルキーは普段は使用せず、大切に保管しておこう。
一本は普段使用するものとして使う。そして最後の一本は出かけた先で鍵を紛失したりインロックしてしまっても開けられるように予備の鍵として財布などに常に入れておくようにしよう。
そうしておけば万が一の鍵トラブルにも安心である。

もし一本でも紛失したらすぐにでも合鍵はつくっておく。これを心がけるようにしてほしい。

ベランダからの侵入

泥棒の侵入経路となっているのは主に1階の窓や玄関だと思っている人は多いかもしれない。
しかし、実際には二階のベランダから侵入されることも多いのである。

ベランダからの侵入なんて難しいのではないかと思われるが、実際には一戸建ての住宅には二階に上がる侵入経路がいくつもあるのだ。
外壁に伸びている雨樋や隣の家のひさし、庭に置きっぱなしになっている脚立などのはしごなど・・・。
一定の条件が揃っていればいくらでも二階に侵入することは可能なのである。

昼間、洗濯物や布団を干している時などは死角ができやすく、ますます空き巣の侵入を許してしまう。
外出するときはせめて、布団を取り込んでからでかけるようにしよう。

もちろん、ガラス戸を施錠するのを忘れることは言語道断である。今の社会では留守中に施錠をわすれるのはとても危険なことである。

自分でできる対策としては雨樋の土手に有刺鉄線をぐるぐるとまきつけておいたり、ひさしやブロック塀となるような箇所には金物の尖った鋲のようなものを固定して配置しておくなどといったことが効果的である。

さらに、ガラス窓には振動に反応して音がなるようなセンサーブザーを取り付けると安心である。なにか攻撃があった場合にはブザーの音がでて空き巣を威嚇することができる。

このような対策を行って昼間でも、二階でも泥棒を寄せ付けないように万全の家にしておこう。

ドア錠破り対策

マンションやアパートなどに使われているスチールのドアは扉とスチール枠の間が開きすぎていることがある。
あまり気にしていない人も多いかもしれないが、ぜひ一度気にして見てほしい。
このような隙間が空いているとカンヌキが丸見えでバールや大きめのマイナスドライバーを使えば簡単にこじ開けることができてしまう。
このようにこじ開けることをドア錠破りと呼ぶ。

最近ではマンションやアパートだけではなく一戸建ての勝手口のアルミドアでもこじ破りの被害にあうことがあるのだ。

スチールドアの隙間は蝶番にスペーサーを差し込んで調整するのが本来は一番好ましいと言われている。
しかし、一般的には隙間をガードプレートと呼ばれる金物で保護して対策をとっていることが多い。

また、ドア破り対策のためにはハイセキュリティシリンダーへの交換と防犯サムターンに交換することが基本である。こちらも当然おさえておいてほしい。

ハイセキュリティシリンダーはピッキングはもちろん破壊も困難になると言われている。こじ破りにたいしても抑止力となるだろう。
また、防犯サムターンを取り付けていることで隙間からサムターンを回してしまう手口を防ぐことができる。

さらにワンドツーロックにしておくことで確実に空き巣の被害は防ぐことができると言えるだろう。

暗証番号金庫のトラブル

金庫の暗証番号に関するトラブルは多い。
よくあるのは番号がわからなくなって開けられないというものや、番号が合っているはずなのに開けられないというものである。

その他には電動式の金庫のプッシュボタンタイプのトラブルがある。
プッシュボタンタイプとは番号のボタンをおして鍵やハンドルを回してあけるというものである。
このボタンがまったく反応しなくなってしまうというトラブルがあるのだ。
電池を新しく交換すれば動くことがほとんどだが、それでも動かないということもある。

乱暴にボタンを押し続けるとブロック機能が働いてしまうタイプの金庫もある。
電池を交換したらしばらく時間をおいて再度試してみて欲しい。
それでも動かないという時には故障の可能性が考えられる。

金庫の故障の原因は通電不良や基盤の故障、ソレノイドの故障などの可能性が挙げられる。
これらが故障するときは必ず前兆としてなにかおかしなところが出てくる。それを見逃さず、完全に故障してしまう前に業者を呼ぶようにしよう。
また、おかしいと感じた時は自分で対処しようとしないように。素人が触るとトラブルが悪化してしまう。専門業者に任せるのが一番確実で安全である。下手にトラブルが悪化するとその分かかる費用も高くなってしまう。